ご あ い さ つ

 

 

 

  

 綱    領

1 われらの建築は 人類の幸福のため 最良の芸術たるべし

1 われら建築士は 社会発展のため 最新の指導者たるべし

1 わが建築士会は 会員の向上のため 最善の団結たるべし

 

  会 長 就 任 に あ た り

  

                                         公益社団法人静岡県建築士会 会 長  飯尾 清三

   

【令和元年度定時総会 会長挨拶より】

   

  昨年6月に会長に就任以来、皆様のご支援、ご協力を賜りながらなんとか一年を努めることが

 できました。

  令和元年の定時総会において、平成30年度の報告と令和元年度の予算案、事業計画などを

 ご承認いただきましたこと、また日頃より会の運営につきましてご支援、ご協力をいただいて

 おりますことを、まずもって感謝申し上げます。

 

  昨年会長就任時に、総会でお話ししました幾つかの課題につきまして、報告させていただきます。

  最初に、法人の基盤である会員数の減少と、高齢化についてでありますが、いままで多くの

 諸先輩がこの問題に取り組んでこられ、一朝一夕ではならず、現在に至っております。

 継続事業としましては、総合資格学院、日建学院などの建築士試験合格者との懇親や受験者への

 製図課題の見学会などの受験対策の場に於いて、会をアピールするとともに入会を促しています。

 また木造塾など非会員が多く受講する事業におきましては、入会案内などを地道ではありますが、

 今後とも続けていく予定です。

  次に、自己研鑽の場の提供ですが、気軽に実行できる地区事業や会員相互の親睦につながる

 ものなどを主眼とし、各ブロックにおいて開催してまいりました。

 新たな取組みとしては、各地区、各ブロックとの情報共有を目的として理事会を東部、西部にて2回

 開催し、地元会員にも出席いただいて意見交換を行い、今後の活動の参考にしました。

 今後も継続したいと考えています。

  次に、合理化を目的とした委員会構成の見直しや検証につきましては、理事会において、機構、

 委員会の活動状況を毎回担当理事から報告してもらい、情報の共有化を図りました。これにより、

 各理事が全体事業の状況などを掌握することができ、それぞれの問題点などを理事会にて協議

 することとしました。

 また、本年度からはブロック事業につきましても理事会にて報告をお願いし、ブロックの情報の

 共有化も図っていきたいと考えています。

  情報発信の要であります、ホームページも立ち上げから時間が経ちましたが、その機能のひとつ

 であるメールマガジンの発行につきましては、なかなか受信登録者が増えず、苦慮していましたが

 事務局にて一括登録するなど、手直しとともに情報提供のスピードと事務局の配信の手間を解消

 しました。

 引き続き不具合の修正や経年によるリニューアルも今後は進めたいと思います。新しくは

 フェイスブック、ツイッターなども活用できるかも検討してみたいと思います。

  全国大会「静岡大会」についてですが、本年度は、「準備委員会」を東中西部の3ブロックから選出

 いただいた委員と総務会メンバーで立ち上げ、「静岡大会」への準備を進めていきたいと思います。

 開催費用につきましては、連合会からの交付金、東海北陸ブロックの6県からの負担金、大会登録費

 などが当てられることになります。

 全国大会の経理につきましては、静岡県建築士会の会計とは別に、全国大会の会計を設けて処理

 していきます。こちらの収支報告は、年次ごとくらいに報告させていただく予定です。

  

  今年度の総会での質疑のことですが、「会員減少の原因と今後の対応はどのように考えているか」、

 「静岡会の会費が年3万円で全国的に見ても高額である、会費については何か考えはあるか」等の

 質疑がありました。この問題は、冒頭でもお話ししましたが非常に難しい問題であります。建築士その

 ものの人数が半減した現在の入会率は、相変わらずの20%弱で、一番会員数の多かった約3,000人で

 あった時でも入会率は同様の20%弱であり、これを30%、40%にすることは、非現実的な数字で

 あります。

  連合会の会員増強タスクフォースの提言は、まわりの建築士に声掛けして入会を促すことや、

 会員増強を実践できたところは、表彰したり報奨金(連合会会費の免除など)を出す等が案として出て

 きております。

  入会を促すことはもちろん必要で、非会員と一緒に事業や親睦、見学会、講習会等を行うことから

 入会へ結び付け、人的繋がりを含めて、会員のメリットとして理解してもらう必要があると思います。

  もっと実利的なメリットがあればそれに越したことは有りませんが、一士会としては地元企業や店舗

 などと提携して、会員割引や優遇を模索し、何らかの形にすることも必要かと思っています。

 

  今後の士会の在り方としては、少数精鋭とまでは言いませんが、よほどの会員メリットが付加されな

 い場合には、今よりもさらに少ない会員数にて会を運営していかなくてはなりません。会費のことも

 確かに¥30,000-/年は全国で一番高い会費であります。ただ静岡士会の場合、本会での委員会や機構

 ブロックでの委員会、地区での活動と三重構造の組織となっており、それらの事業費、経費を負担してい

 ます。今までは各種の受託事業にて公益事業を実施し、各管理費や経費を捻出してきました。

 TOKAI-0が終焉を迎えつつある現在、近い将来の組織、会員数、会費など静岡士会の在り方を検討する

 委員会の設立も考えなくてはいけないと思います。

 

  現役員にて2年目に入りますが、これらの課題に対して新規、継続の施策で対応し、3年後の全国大会

 を無事乗り切るよう準備して行きたいと思います。

 

  会員の皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。